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まるっと恋に落ちたから いまさら止められるわけないじゃん

# 明日に向かって 生きていくのさ

どうも。UKIです。

先代の一件が表立ってから5カ月くらいか。私は、ただのしがないジャニーズファンでしかないけれど、いやぁしんどかったな。しんどい。しんどかった。もちろん全然終わってないし過去形にしてる場合じゃないけど。今日ひとつの指針が示されそうなので、長いオタク人生の点として記録しておく。

 

大前提に、個人的思考として「性加害はあってはならない」と思うので、先代が証拠をもとに本当に加害していることが確定するのであれば、所属タレントが師と仰ぐ人だけに残念ではあるけれどそれは裁かれるべきだし、必要に応じては個人であり故人の問題だけど会社が謝罪、補償するところになるのかなと。ただ。今回神経を逆なでしているのは、先代が疑いを掛けられたことよりも、その【疑惑】が、当事者とする人たちの主張が独り歩きし一方的に【有罪確定】のように扱われていることかな。そして回を追うごとに、当事者とする人たちの証言の歪み、過剰な補償の要求の異常さが浮き彫りになるものの、その時代考証の齟齬や異常さ公に唱える人が誰一人としていない奇妙さ。報道とはなんぞや。今日現在も歯痒さしかありません。

 

先代の報道が加速すればするほど、私の最年長自担の【キャスター】と言う活躍の場を前に求められる意見。口を閉ざしても地獄、口を開いても地獄。私が櫻井担だからそう感じたのか?生放送で報道・情報番組でレギュラーを持っている弊社タレントは多々いるのに、なんでこうも櫻井キャスターばかりが針のむしろにされるのか。個人の素質を問われるのはまだ分かる。ここでまた、家族を持ち出して誹謗中傷をする人たちも出てくる。冒頭の一冊【ありがとうの交換。的な。】の中の一章【騒げば騒ぐほど】を思い出した。

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まだ暑くなる前の季節だったと思う。東京都知事選に関連して、テレビでは連日、父のことが報道されていた。出馬をしっかりと否定したにも関わらず、告示日を迎えるその日まで報道は続いた。来る日も来る日も、色々なひとが、色々なことを、色々なメディアで言っていた。仕事で会うスタッフ、共演者がこのことに触れない日はない。毎日毎日… 触れない方が不自然なくらいの毎日だったから、お会いする方々なりの配慮であることは痛い程よく分かった。分かっていた。…だけどあの四人は、ただの一言もこのことに触れなかった。何も言わなかったし、何も聞いてこなかった。(中略)メンバーが一人、また一人と楽屋から出ていくなか、三人が出た後だったと思う。前にいた大野が、急に僕を振り返った。「…翔ちゃん。大変だね」他の誰にも聞こえない小さな声だった。「言わないだけで、四人ともそう思っているよ」とも言いたげな、そんな一言だった。周りがどれだけ騒ごうとも…否。騒げば騒ぐほど、何にも触れない四人の優しさ。(後略)

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今回は所属事務所、内容もセンシティブ。来る日も来る日も、色々なひとが、色々なことを、色々なメディアで言っている。それに加えて今回は掌返しを始める共演者たち、事務所を悪者のように扱うテレビ局。あの時の翔さんと同じことが、所属タレント全員の身にに起こっているかもしれない。何も見聞きしていない訳が無い。日が経つにつれて、ますます歪んでくる当事者の主張と要求。その後ろに見え始める良からぬ影。デビュー組、経験を積んだJr.のことでさえ心配になったから、フレジュのことなんて輪をかけて身を案じたよね。学校で心無い言葉を言われてないかな、傷ついてないかなっと。そんな状況下でも、一言も苦言を呈さず、今日も今日とて顔を出し名前を出し全力のジャニーズエンターテインメントをアウトプットしてくれているデビュー組からフレッシュJr.までの全自担、所属タレントたちの姿に最大のスタンディングオベーションを送る日々でした。

 

事務所に波風が立つほどに噛み締める、2018年の年の瀬。8時だJ同窓会。あの年末を振り返ったオトノハを思い出す。収録中、翔さんの横に並んだ村上の信五ちゃんのぼそっと一言「よう残ったなぁ」。当時も、あれから事ある毎に幾度と、このエピソードを嚙み締めてきたけども。今また噛み締める日々です。

同窓会の一部にあった、信五ちゃんの20年間分の謝罪。

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嫉妬…司会ということを抜きにして、東京のJrには嫉妬しかなかったのと、 は凄いのは分かってましたよ。 を筆頭にJrという物が盛り上がっていたけど、なんかあったら 、歌ってもやれ 、バラエティやってもやれ 、ドラマやってもやれ 、そんな ばっかりなん?1回くらいチャンスくれてもええんちゃう?とはおもてましたけど、勝手にライバルにもなってないですけども。恨みと嫉妬妬み嫉み。むっちゃ嫌いやったもん。当時移動も、 やれビジネス、僕やれエコノミー。勝手に不満が溜まっていたと思います。Jrとしてスゴい苦労があったんだなと我々もグループを組んで、関西Jrが沢山出来てから分かりましたけど。当時はそれをなんか はじめ東京のジャニーズJrの皆様に変な態度で接してしまったかなと深く今は反省しています。20年間大変申し訳ありませんでした!!!!!!!!!!(一同爆笑)

当時はそれを言葉にするのもかっこ悪いと思ってた。東京のJrのみたいになりたい、東京のJrと同じように扱って欲しい(ヨコ:僕らの口癖が「 売れてるから俺ら売れてないんや!」やったもんな!。ヒロミさん:売れてないやつは大体人のせいにする)サイテーですね!(ヨコ: それは本当に申し訳なかったなと。)(ニノ:村上ごときが   に、嫉妬してるのがおこがましい)そうやねん、そういうことやねんニノ!(一同爆笑)

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一方で翔さんの感謝。

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当時、僕はジャニーズJrの中で中心、コアにいるメンバーじゃなかったんで。ある意味、ちょっと腐りながら臨んでいる訳で。だからみんなで「8時だJ」みたいなやつも、当然人数居るから、やるんだけど「そんなとこに参加したくねぇ」とすら思ってるから。多分端っこの方とか、時にはメインどころの後ろとかですっげぇふざけてる、変な顔とかして。だから収録参加してても、ヒロミさんが誰を指すって、今この歳になって当然思いますけど、いわゆるメインどころを指していくんですよ。「今日もどうせ、手を挙げても指されねぇんだろうな」とか思いながら。(ヨコ:なんか泣きそうなるわ)でも手を挙げないのもなんだし…手を挙げてみようなんていった時に、あれは何でかわかんないんだけどヒロミさんが僕のことを指してくださったんですよね。そんなもうその他大勢ですよ僕なんか。その時にさすがに指して頂いたからちょっと面白いこと言おうみたいな感じで、何か、変に丁寧語で喋るみたいな賢いキャラみたいな感じの、ちょっと一個乗っけたんですよね。(ヨコ:何かギュッと込めたよね。チャンス掴まな!って。何か泣きそうになるわ…!)したら、次の週からヒロミさんは指して下さるようになって。たった1回、最初の1回以降本当によく指してもらってたから。だから僕もなんか、もしヒロミさんに指されたら?という事を思いながらひな壇に座るようになりましたし。チャンスっていうのをまず与えてくださいましたし、その与えてくださったチャンスは自分からもぎ取りに行かなきゃならないっていうか、掴みに行かなきゃならないんだなっていうのを、当時15〜6だったと思いますけど強く思いましたね。ヒロミさんに感謝の、大きな感謝の気持ちでいっぱいです。

え〜ヒロミさん。もう20年前ですけれども。まぁ、やっぱあの、最初の1回ですね。あの1番最初の1回に、指してくださって、ありがとうございました。あの1回でおそらく、番組に臨む気持ちも変わりましたし、もしかしたらちょっとあそこが目立てるようになって、今僕がここに座れているのもあの1回のおかげかもしれないと思っております。

(斗真:翔くんは割と、ジャニーズJrにいながらも普通の少年でありたいみたいなのが混在してた人だったから。なんかこう、はしゃいだり前に出るのがちょっとダサい。だけどそんなダサいとか思ってる自分がもっとダサい、みたいなところで揺れてたような感じがしますね。)

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反骨精神のかたまりみたいな姿でひな壇にいた2人が、時間を経て、それぞれに苦いも甘いも経験し、ジャニーズであることを誇りに、ジャニーズという枠の中で新しいジャンルを開拓していく姿も含めて、頼もしいアイドルになったこと、誇りたくなったときに噛み締めてる、これ。この人達がさ、ジャニーズのためにジャニーズJr.のためにって何か還元出来ないか日々活動してることが愛しくて仕方ない。

 

2023年の夏を、わっしょいCAMP!・Summer StationでJohnny's Jr.と駆け抜けて。ジャニーズJr.尊い……ってのと、ジャニーズが創るジャニーズエンタテインメントがとってもとってもとってもとっても大好きだなって思った、改めて。CAMPで、ユニット組んでる組んでない年長者もフレッシュJr.も関係なく、それぞれがそれぞれの持ち場でベストパフォーマンスを披露する場だったし、楽しかったに尽きるんだよな。それをわっしょい社長を始め倉P、そして今回は演出に亀ちゃんが支えてくれて。このご時世に【ジャニーズJr.】の看板を掲げて表舞台に立つ、そのオープニングで俳優班含む全デビュー組からの『What's showing?!』は泣いちゃった。一枚岩感の凄みかな。ジャニーズJr.の目指す所からのエールのような『What's showing?!』強かったなぁ。東京ラスト、社長の人と連番した時に、冒頭のWAの時かな。アカペラ含んでちょっと心配になる空間の中(笑)、社長の人が「こんな24年も前の歌、みんな分かんないよ〜」と言いながら「…歌い継いでくれてありがとうねぇ(涙)」ってなってたの、隣でめちゃくちゃグッときちゃった。ジャニーズJr.の先にデビューしたって色々あるけど、こうやって継承されることで生き続けるものってあるなって。救われることってあるなって。そんなことの連続なわっしょいセトリだったね。

 

最後に。翔さんの未来への言葉展の一冊【ありがとうの交換。的な。】の一章【正義のかたち】から。

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(前略)チームのためを思ったが故に独善的なプレーとなった少年の正義。楽しくサッカーをしたかっただけなのに、ボールがこなかった子たちの正義。そんなことはおかしいだろうと言う大人たちの正義。それぞれに、それぞれの正義。

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それぞれにそれぞれが、自分を正しいと思うからこその主張。今巻き起こっているどれもこれもそれも、こっちは「ん?」と思えども、色んな主張が出れば出るほどそれぞれは自分が正義と思っていることだろうし。今回の事案については死人に口なし、真実・正義の落としどころって難しいけど。

 

まもなく14時。大好きなジャニーズがひとつの節目を迎えようしている。どうか、どうかどうか、自担が自担の在りたい場所で変わらずにジャニーズのエンターテインメントを継承し続けられる未来でありますように。

 

人生是一方通行。ただ前だけを。

 

2023.9.7

UKI